レオナルド ダ ヴィンチ

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先日何気なくテレビを見ていたら、レオナルド ダ ヴィンチの「糸巻きの聖母」が初来日と
放送していて、今回は是非それ見よう~と思った。。

この絵、バクルーの聖母は2003年にスコットランドのバクルー公爵家から盗まれた
過去があります。
Wikipediaからの引用ですが・・・
古城から盗む時観光客には「ご心配には及びません,私達は警官です、訓練です」と
声かけしてまんま手にいれていた・・・・(長い間この絵はどんな旅したんだろうかと思いますがねぇ)
2007年になって,公爵家保険業者に、ロナウド弁護士から「72時間以内に取り戻す
手配ができる」と連絡があり,覆面警官が交渉して取り戻したらしい。
2009年から国立美術館で寄託展示となった。。
そして、呆れたのは 2010年保釈されたロナウド弁護士は公爵家と、警察署長に
覆面警官と交わした425万ポンド(う~ん、6億8500万円だと)の報酬支払いを求めているらしい~


ちょっと驚きでしょう~。。


なかなか江戸東京博物館は混んでいました、
まず他の展示は見ずに待ち時間20分との、この絵に向かって急ぎ足で並んだ。
今回ヘッドホンを借りていたので何度も聞いてじっくり鑑賞までを待つ。
う~ん、500年という時空を越え、ど~んとレオナルドの絵が眼の前に!!
一応絵葉書写して見ましたが、本物はもっともっと、奥深い絵で
"聖母マリアが糸車の糸巻きを見つめている幼児キリストを抱いている構図である。
十字のかせとり棒はマリアの生活の象徴で、将来、磔刑に処せられる暗示となっている"
音声ガイドはこんなかんじの解説でしたが、
やはり眼の前にで、すこし薄暗い展示場の灯でみるは 素晴らしいひとときでした。
以前受胎告知、モナリザも鑑賞した事があったが、どれもが大きくない絵で、
でも、ドンと迫り来る迫力があり、なにより、500年前の空気をちょっと
感じた気がいたしました。

この絵はよく似た構図で、レオナルド作のランズダウンの糸巻きの聖母が他にあるそうです。。
そしてレオナルド派としての絵画ほか、同じような作品は40点もあるそうです。
この日も、レオナルド派として2点スティーヴンソン・バルンの聖母とホラックの聖母が
比較され飾られていました~。
レオナルドが日常的にスケッチしたり、構想練ったりした原本とコピー多数があり、
そして、飛行機をも作りたかった上での、鳥の考察記録ほか、
やはり、凡人には、考えられない凄さの展示品には驚き以外言う言葉ありませ~ん。