② 今日で終わり

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パンフレットから、
京都の裕福な青物問屋 の長男に生まれ、23才で家業継ぐが、
40才で家督を譲り、画業に専念する。
仏の教えを尊び、愉しみながら85才でなくなるまで
描き続けました。
今、生誕300年を記念して80点が展示されています。


5/25
前回も鑑賞したのは東京だったが、果たしてどこでだったか?
やはり混んでいましたが、今回程ではなかったかな。。
私は1日の連休の間の休日でない日で70分待ち、
シルバーデー(65才以上無料)は320分待ちの凄さだったらしいが
展示最終日はテレビで、160分待ちと言っていたが、大変な混み具合です。
待ち時間の凄さのニュースで、日傘貸し出したり、水飲み場を設置したり
対策はされているが、どうでしょう、整理券の配布をしたらと、
西洋美術館、東京芸大の美術館、他にも幾つかあって、
周辺への波及効果も1番大な地域でしょうにと意見が挙がっていましたが、
賛成です。。 
ゲームソフトとか、子供のおもちゃとかは、必ず整理券の配布があるが
整理券の配布の仕方、色々考えて是非
そうなってほしいな、そしたら他  の美術館で時間潰せるのにね。。
1人待ってる時は特にトイレとか、ロッカー入れも不便で
ほんとうに、そうなればいいなぁ~


若冲と言えば、鮮やかな鶏、鳳凰、驚くほどな構図の絵が多いが、
今回私が特に素晴らしいと感じたのは、それらとは違う、
菜蟲譜」と言う巻絵。。
159もの野菜、茸、虫を描いたもの・・・
31,8x1091,3cmの長い美しい巻物でした。
優しく、細密に・・丁寧に描かれ、
素晴らしさにいうべき言葉が見つかりませんでした。
これは昭和8年大阪美術倶楽部で売立にだされ、
その後行方不明に、どんな旅したのやら、平成11年秋佐野市旧家吉澤家
に所蔵が公表されそのコレクションを引き継いだ
佐野市立吉澤記念美術館の所蔵となったとの事です。


そして、若冲が 遺した
「千載具眼の徒を竢つ」と言う言葉は
まだ生誕300年の、今年4月22日~5月24日までで44万人の観客数との事で
千年待たずしてです。。
もう、十分なのでは、そして、このブームの火付け役のもとは
アメリカ人のジョー・プライス、1953年に求めた「葡萄図」からだという
ちょっとした皮肉。。
最初に注目した人物がアメリカ人だったとは。。