今日思う事あって、積んであった昔の物を処分し始めたところ
こんなのがパンフレットと共に見つかった。
それとノートに走り書きされたその頃
好きだった、高田敏子さんの詩。
“夕暮れ”
カラスが
ふたこえ みこえ 鳴いて
夏の日が暮れてゆく
美しい人が
美しい花の心を
うつしている
夕やみが
そこだけを
あかるく残したまま
しずかにあたりを
うめてゆく
かいまみた 現代の浮世絵
高田敏子
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一刻一刻時が刻まれ、
絵画の様な情景が浮かびます。
素晴らしい詩ですね。