母のおこし


朝日新聞be 作家の口福より


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私の亡母も干し飯を作っていた。
食後お釜を洗う時出た 残りご飯というか
飯粒を綺麗に一粒も残らず食べていた。
私はそれが少し貧乏臭く嫌だったが、
それでも余った時は干し飯にしていた。
亡父の実家は庄内米の米農家だったから、
それはお米にはうるさかった。
白いご飯にお醤油かけたら泣くとか、
やはり、このコラムの作者と同じ様
白米は大事にしていた。
だから、懐かしく読んだ、
母も最初はこの方の様におこしを、
作ったと思うが いつ頃まで作っていたか忘れた、最後は油でも揚げていた。
美味しかった。
お正月のお供え餅も干して同じ様食べた。
こちらは塩を振りかけたのも美味しかった。