65年以上前のハガキ

 
 
 
 
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私の93になる母が、何かにつけ話していた兄弟の事・・・・・
母は姉、兄2人妹2人6人兄弟でした・・・・
母の父の職業は鉄道に勤務だったらしい~
 
兄の1人が職業軍人で・・・・この兄からのこのハガキをずっと大事にしていた・・・・
これは伯父の最後の母に宛てたハガキらしい・・・・・
その後、伯父は結婚したばかりというか、出征前に結婚し・・・
伯母のお腹に子をのこしたまま・・・・・戦死したらしい・・・・・・・・・・・
夫が戦死した伯母は、妻を亡くしたその兄と一緒になり・・・・
それぞれ1人づつ子を連れて・・・でその後2人子が生まれ・・・・
・・ただ、従兄は戸籍上は1人で次男家を守ったようになっていて・・・・
その頃は、あちらも、こちらもそのようだったらしいが・・・・
 
で、認知症になった母から本当のことはもう聞けないが、
ちょっとずつかたずけているのに・・・このハガキが母の部屋にあって・・・・・
これを、従兄に送ってあげようかと思っています。。
 
亡くなった伯母の短歌ものせましょう~
“子を見ずに征きて還らず三十五年
      その子は三児の父となりぬ”
"まみえずに 戦場に果てし 父なれど
     写しえ若く 凛とした 姿ふり”
何年か前には従兄は実父の戦死した地へも訪問を果たし・・・
今は岩手県の山奥に(従兄は埼玉で教師をしていたが退職し)
古い民家を移築して悠々自適の日々らしい・・・・・・
 
先ほどのハガキの裏の写真は↓
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ちょっと切ない話です。。